干物(八角の一夜干し)


今回は魚の開きの一夜干しです☆
どんな魚でもそうなのですが、生のまま焼くより一夜干しにしてから焼いた方がなぜかおいしい です。干物にする事によってアミノ酸等のうまみ成分が生成されるからだそうです☆
だいたいどんな魚でも同じ作り方で作れるので覚えていたら重宝します(^^)

この間、近所の激安スーパーで八角っていう魚が4匹198円で売ってたので即買いしました ☆
北海道のあたりの知る人ぞ知る魚だそうです。 今まで色々な魚をさばいてきましたがこの魚は初めてです☆ 今回この魚を開きにしてみます♪

@ ワニの様です☆
この魚はうろこがないので軽く水洗いだけします。うろこのある魚の場合まずうろこを 包丁の背でこそげ落としておきます。

A 包丁を入れて開きにします。二枚に開く時の容量で背開きか腹開きによって、お腹か背中を つなげておくように開きます。
この八角はさばきにくいので背開きにしました☆
あじとか他の魚の場合、腹開きが多いです(どっちでもいいですが腹開きのほうが 内臓の処理がしやすい)

B 開いたら内臓とえらの部分を取り除き流水できれいに血合いを流します。

C こんな感じで開きになりました☆

D 表側です★

E 大きなボールに水を入れ塩を適量入れ、10%位の食塩水を作ります。
開いた魚をそこに入れて、1時間位漬けておきます。

F 1時間位塩水に漬けたらいよいよ一夜干しにするので水を切り、クッキングペーパーなど で水分をよくふき取ります。

G その名の通り一晩干します♪うちはベランダでそのまま干してます(^^) 空気が乾いていて風通しがいいのが良い干物ができる条件らしいです。 日干しより陰干しの方が簡単においしくできます★
冬はそのまま干せますがハエ等がでてくる季節はネットとかを使うといいです。また夏の一夜干し は中々難しく臭みがでるので冷蔵庫に1日ほどラップをしないでざるなどに入れておいておくと うまくできます。

H 一夜干しが出来上がりました☆
余分な水分がなくなって焼いたらおいしそうです♪
保存する場合はこのままラップして冷蔵庫で保存します。

I 魚焼きグリルで両面焼いて出来上がり♪
この魚かなりおいしかったです☆



○ 八角のお刺身☆

@ 干物にする以外に試しに刺身でも食べてみました。3枚におろして皮を引きます。

A 骨抜きで小骨を取り除き、適当な大きさに切ります。

B この八角って魚、刺身もとてもおいしかったです♪脂ののった濃厚な味でした☆



○ 一夜干し、アジの場合

@ 基本的には八角と同じ作り方です。

A 一夜干し完成♪いわゆるスーパーで売ってるアジの開きの状態ですね(^^)
アジなどの普通の魚の場合腹開きにするのが普通です。

B 焼き上がり♪
おいしくいただきました☆



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